ようこそ、FPJ-Worldへ。
「正解より、納得できる道を。」
はじめまして。株式会社FPJの榊原(さかきばら)です。
いきなりですが、
人が死ぬときに一番後悔することは、
「自分の人生を生きられなかったこと」だそうです。
FPJという社名は、Flow・Passion・Journey の頭文字から来ています。
Flow
これは、心理学者チクセントミハイ氏が提唱した概念で、「人が時間を忘れて没頭し、幸せを感じている状態」のこと。
誰しも、ゲームや趣味に夢中になったことあるのではないでしょうか。
そこに、Passion“情熱”が加わったら、
その体験は、ただの楽しみから人生をかけたい何かに変わるかもしれない。
私たちは、そんな人生を生きている人のことを
「自分らしく、豊かに生きる人」と呼んでいます。
ミッションは、そんな人を増やすこと。
それが、すべてです。
事業はそのための手段。だからこそ、形にはこだわりません。
そして、今の僕たちには、AIとマーケティングが一番フィットしています。
起業家でも、会社員でも、学生でも、「自分にとって本当に大切なこと」を大切にするには、ムダを見つけて減らす力、手放す力が欠かせません。
そこに、マーケティングやAIは驚くほど役立ちます。
夢中になれるものは、きっと誰の中にもある。
でもその前に、余計な“ノイズ”が邪魔してくる。
だから僕らは、ノイズを片づける係になる。
関わる人が、もっと自由に、自分の情熱と向き合えるように。
人生は、長いようでいて、とても短い旅です。
選択を人任せにしていたら、あっという間に通り過ぎて、ただ儚いものになってしまう。
Life is a Journey──
自分で選べれば、人生はきっと、最高の旅になる。
そんな旅をする仲間が、この日本に一人でも多く増えるように。
僕たちは、これからも走り続けます。
FPJ代表:さかきばら
「史上最低の起業物語」
私の初めての起業は「かき氷の移動販売」でした。当時26歳。どこで見たかも忘れた「商売の基本を知りたければ屋台を引け」という言葉に導かれるまま、迷いもなく、貯金をはたいて移動販売を始めました。
「ひと夏で800万の利益を出して、とりあえず世界一周にでも出よう!」
本気でそう思ってました。
しかし、結果は見事なまでの失敗。
誰が見てもはっきりとわかる、気持ちいいくらいの失敗。
ていうか、周りもうまくいくと思ってる人なんていなかったけど。
商売どころか、愛知万博で売りたいな~と思って下見にいったり、マンゴーかき氷がよさそうだと思って、台湾に行ってみたり、こだわりまくって移動販売車をいじってたら夏が終わりかけてました。
大急ぎで売りに向かったのは、もちろん海!自由な風を感じながら、海岸線を走る。
で、適当なビーチを見つけたら車を止めて勝手に販売!朝から晩まで走りまわって売れたのはたったの5杯でした。
それからも車をいじる日々。そして、夏は終わりました。
夏休みの工作で移動販売車作ったようなもんです。
信じられますか?
数ある起業の中でも、最低最悪でしょうね。
もしも、「こんな起業は失敗するチェックリスト100」があったとしたら、満点取れるくらいのレベル。
リアル中二病が起業するとこうなるというモデルケースです。
車をいじってたら、夏はあっという間に終わり、わずか半年で貯金はゼロどころか、はじめてのアコムも経験済み。
そんな途方に暮れる暑い残暑の中、コンビニで雑誌を見ていて、ふと目に入ったのが「移動ピザ屋のおじさん」の記事でした。
「なんやこのインパクトは・・・、それにしてもダッサいトラックやな・・・」
普通の2トントラックにペンキでトリコロール柄が書いてある、その荷台にコンクリートそのままの石窯が積んである。
正直、度肝を抜かれました。
しかし、インパクトはありました。
自分よりも明らかに商売としてもうまくいっていそう。
藁をもすがる思いで、記事に書いてあったおじさんの携帯へ電話をかけました。
「はじめまして、雑誌を見てお電話しました。
僕はかき氷の移動販売で起業したんですけど、車をいじってたら夏が終わってたんです。
お金も無くなって、初めてのアコムも経験して、これからどうすればいいのかわからないので、一度相談に乗ってもらえませんか?」
厚かましい話です。
すると、おじさんは「ええよ~、週一回、月見山(兵庫県神戸市の地名)の駅近くで販売してるから一回おいで。」
予想以上に、軽い感じでオッケーが出ました。
そして、約束の日、待ち合わせ場所に行くとすでに石窯トラックで販売を始めているおじさん。
生で見るトラックは、写真で見る以上に「かっこよさ」や「おしゃれ」とは程遠いビジュアルです。
おもいっきりペンキで手書きしたとわかるトリコロール柄、何の装飾もされていないまんまコンクリートの石窯がトラックの荷台に乗っている。
そして、看板もかなりパンチが効いてます。
素材はベニア板。
そこにはペンキで雑に手書きされた文字が。
「石窯ピザ うすい」
「ピザ ミラノ風」
「うすい イタリア」
下手くそな・・、いや、個性的な文字が元気よく書かれてました。
「なんやこのダサい車は・・、胡散臭すぎる・・・、なによりこのおっちゃん、絶対イタリア行ったことないやろ・・・」
唖然としながら見ていると、そんなこととは関係なく次から次へとお客さんがピザを求めて集まってきます。
ちょっとした行列もできています。
「あんなにダサくて胡散臭いのに??なんで??」
それに引き換え、ビジュアルや内装こだわった車で、目新しい商品を売っても全く売れずに終わった自分。
一体何が違うの?
これまで僕が考えてきたこととは真逆の移動販売屋さんが目の前で行列を作っている。
頭の中は、はてなマークだらけでした。
その後、おじさんに近所のサイゼリアで相談したところ、結局おじさんがピザを販売しない冬の間、その移動販売車を月7万円でレンタルすることになったのです。
それが決まった次の日から毎日、おじさんから生地やソースの作り方など販売するために必要なことを一つずつ教わりました。
そして、ほんの少しの「商売の基本」と。
この後、史上最低な起業をした僕でも、ピザの移動販売開始から1か月ほどで、安定的に利益を出す仕組みを作ることができました。
小さな小さな成功だけど、「商売の基本」を身をもって知ることができた貴重な経験です。
その後、紆余曲折を経て、大学時代に取得していた「行政書士」という資格を使ってビジネスを始めることになるのですが、この起業物語は、また別の機会に。
創業から数えると21年、行政書士事務所を開業して18年。
マーケティング会社を作って10年。
(2022年、行政書士事業のほとんどは売却)
今では少し豊かになれた気がします。
仕事以外の時間は、趣味の柔術や英会話、友人家族との時間を過ごす。
また2017年は、33日間の休暇を取って夢だった社長のまんまで世界一周の旅をしました。
2018年も2019年も、33日の休暇を取って、世界中を旅することが出来ました。
そんな自由な毎日に感謝して過ごしています。
この間、山あり谷あり、、少しづつ経験とノウハウを積み上げてきました。
それらのノウハウが今の生活スタイルを作ってくれました。
決して簡単な道ではなく、自分を見失い、苦しんだ時期も長くありました。
経営を通じて、さまざまな人に出会い助けてもらい、なんとか生かされてきました。
「何のために事業をしているのか?」
「俺は何にために生きているのか?」
そして、たどり着いたこと。
それが「自分らしく豊かに生きる人を増えてほしい」という思いでした。
自分のビジョンに向かって真っすぐに突き進む情熱的な人生。
「自分らしく豊かな人生」
私たちとつながる一人でも多くの人が、もっと自由に、もっと自分らしく豊かに生きること。
それが、私の願いであり株式会社FPJのミッションです。
自分らしく豊かに生きたいと願う人を全力で応援します。
共に成長、共に感動できる仲間として、価値ある情報やノウハウを発信し続けます。